確かな安心設計
designer's connect
揺るぎない安全と論理に裏打ちされた安心
その建築には、単なる法律の遵守を超えた「妥協なき安全性」が求められます。
しかし、現在の建築業界では、コストや工期の都合で安全性が軽視されるケースも少なくありません。
私たちは、そのような見過ごされがちなリスクに正面から向き合います。
構造設計一級建築士としての専門知識と、論理に裏打ちされた設計により、私たちは建築基準法を上回る安全基準で、クリニックを災害から守ります。
それは、安心して医療に専念するための、揺るぎない土台なのです。
私たちは、「建物の安全は命を守る基本である」という信念のもと、最高レベルの構造設計をご提供します。
近年の震度6強を超える地震が示すように、もはや「新しければ安心」という時代ではありません。
2016年の熊本地震では、耐震等級2の新しい住宅が倒壊した実例も報告されており、法律の基準を満たすことと、実際の安全性が必ずしも一致しないことを示しています。
数百年に一度発生する震度6強以上の地震力にも耐えるため、私たちは一般建築物と同等の厳しい基準で許容応力度計算を実施します。
建物のねじれを防ぐ「偏心率」や、変形を抑える「層間変形角」を最小限に抑えることで、万が一の震災時にも、クリニックという大切な資産を、そして何よりも患者様とスタッフの安全を守り抜きます。
手術室は、わずかな振動も許されない、デリケートな空間です。
とある施設では、1階にMRI室、2階に手術室を設けるという厳しい条件下で、徹底した振動対策を講じました。
たわみの少ない集成材を床に採用し、床下の構造を強化することで、手術中の振動を抑制。
さらに、近隣道路の車両通行による振動レベルまで測定し、ISOの手術室の振動基準を大幅にクリアする安全性を証明しました。
これは、「目に見えない不安も徹底的に取り除く」という、私たちの設計思想の証明です。
私たちは、「安全」と「論理」という二つの原則を指針とし、先生のクリニック経営という旅路を導きます。
その揺るぎない指針こそが、クリニック開業という挑戦を、確実な成功へと変えるための最も重要な道標なのです。